パーツ


 

骨と皮だけ 僕に何が在る?
骨と皮だけ 僕に何が有る?

 

たぶん他は肉と雑念が
詰まってるだけだ

頭蓋のなか
金属の唄が等間隔で
鳴り響いているよ
冷たい金属の唄が
 
痛い詩(うた)を謳い
このままここに居たい
みたいな。
 
狭間で
僕という物体は 嗤う
僕という物体は 嘆く
 
あぁ———。

 

 





 

また、一日が終わった。