May you be happy


五月の澄んだ日に

 

ぼくはきみのことを

 

待ちぼうけしながら

 

仰いでた

 

 

 

華やいだ街角で

 

色んな音に混ざって

 

このまま背景に

 

溶けてしまいそう

 

そんな気がしていた

 

 

六月の浸る日に

 

ぼくはきみの影を

 

いつまでも追いかけて

 

走ってた
 
(地面を打つ雨音
鼓動を速く速くさせた)

 

 

 
きみのこと見失って

 

人混みの中 彷徨い

 

不安になったあの頃
 

 

そんな日々が
そんな日々が

 

もう遠いよ

 

 

 
螺旋階段を登り切ったら

 

一体何が視えるかな

 

 
思い出は

 

如何様に

 


曲る?

 

曲る
曲る
街角で

 

きみをまた

 

待ちぼうけ


 

もうすぐ空が

 

あと少しーー。


 

高くなる