貴方と貴女は

壊れ易い其の身体とメンタルにて

メンテするハードな果て無き夢の檻

 

 

囲ってしまえば

夢の名も不自由な肩書きのよう

 

嗚呼、ソフトクリームでも食べよぅ。

 

 

 

筆なのか

枝なのか

紙なのか

壁なのか

 

 

ボクは塗りたくる

一面に墨汁滴らして

 

 

キミの好きなものを

何処かで誰かが

気味悪がる

 

 

定常化された

ボクらのムーヴメント

 

 

流行りもなけりゃ

廃れもしない

 

 

 

あらゆる事を想定し識別し

あらゆる方角にコミットし

行脚し測定し発信してゆく

 

 

実体は

空間と共に不可思議さを生み

物体は

第三者により呼吸を始め

筐体は

主体性を持ち本日も稼働する

 

 

 

ボクらの海は

幾千か幾億か

母さんお手製ボードがなけりゃ

漂流するだけのガラン脳

 

 

眼の内側で雨が降り

行き着く先は

荒涼たる情景か

安穏たる光景か

 

転覆は不可避で

実験失敗反復し

視覚に紛れて

零れたバグは

バクにあげる。

 

 

時間がぞろぞろ訪ねてきたなら

今宵もそろそろ波乗り開始。